
「うちの子めっちゃ他人を警戒するけど、これって普通なの?」
「あまり人に吠える犬は飼いたくないけどロングコートチワワはどうなの?」
と考えている方はいらっしゃいませんか?
実際のところ、ロングコートチワワは飼い主以外には人見知りをして吠えてしまったり、怖がりなため威嚇してしまうことから「性格が悪い」と誤解を生むこともあります。
ですが、実際は飼い主に忠誠を誓うタイプで、飼い主の為に自分よりも大きな相手に立ち向かう姿勢はとても可愛らしいです。
正しくロングコートチワワの性格を理解することで正しくしつけることができます。そうすることで飼いやすい犬になるか飼いにくい犬になるかが大きく分かれます。
この記事ではロングコートチワワの飼う前に知っておくべき性格をご紹介します。
これからお迎えしようか迷っている人、「性格が悪い」というイメージがある人はぜひご覧ください!
飼う前に知っておくべき性格6選

ロングコートチワワは「性格が悪い」という声をよく聞きます。
ですが実際はそんなことはまったくありません。
そう誤解させてしまう性格と解決策をご紹介します。
警戒心が強い

ロングコートチワワはとても警戒心が強いです。
初対面の人には懐きにくく、吠えや咬みつきといった行動が出ることがあります。
ロングコートチワワのルーツである古来メキシコのチワワ州では番犬としての役割を担っていたほどです。
この性格が「性格が悪い」と誤解されている原因かもしれません。
ですが、この「懐きにくい」「吠える」「咬みつく」といった問題行動はほかの犬種でもよくあり、社会化期のしつけで防ぐことができます。
下記の記事では社会化期のしつけの中でも「叱り方」について詳しく解説しています。
よかったら併せてご覧ください。
臆病でこわがり

さっきまでの警戒心がどこえやら…と言いたくなりますが、ロングコートチワワはとても臆病でこわがりです。初めて見るものはもちろん、ちょっとした物音や風でカーテンが揺れただけでもビクッ!と反応します。
また、人間から触られるのも怖がる子もいます。
ロングコートチワワの性格を理解し、いきなり触ったりかまったりするのではなく、じっくり時間をかけながら慣れさせましょう。
そうすることでトラウマになることもなく、飼い主に信頼を寄せるようになります。
賢く頭が良い

ロングコートチワワとても賢く頭がいいです。
学習能力が高いのでしつけがしやすいため、ペットを始めて飼う人にもとてもおススメです。
その学習能力の高さから、「おすわり」「お手」「おかわり」「待て」などの基本的なしつけはサラッとマスターします。
ですが頭が良いがために、時には悪知恵を働かせることもあります。
たとえば、おやつを勝手に食べていたので「コラっ!」と叱ったらブルブルと震えます。
「反省したのかな?」と思い普通に接するとさっきまでの震えがなかったかのように遊び始めます。
これは「ブルブル震えたらすぐに許してくれる!」と学習してしまっているからです。
このようにロングコートチワワは経験や学習をして行動を先読みする「賢さ」が備わっているようです。
忠誠心が高い

ロングコートチワワは飼い主とそれ以外の人をはっきりと区別し、知らない人とはすぐになれ合ったりしません。
前にも話した通り、ロングコートチワワは番犬の役割も担っていた歴史があり、主人を守るという本能が働いています。現代では主人は飼い主さんにあたるので、飼い主さんを全力で守ろうとします。
そのため、飼い主さんに近づく知らない人から守ろうとするため、結果的に「他人には懐かない」というイメージに繋がります。
その見た目の可愛さとのギャップが大きいので驚いてしまう事もあると思いますが、飼い主さんを守る行動だと思えばとてもかわいく見えてくるでしょう。
甘えん坊

他人には厳しいロングコートチワワですが、飼い主にはとても甘えん坊です。
そして飼い主に対して深い愛情を持っています。家の中を歩いてるだけで後ろからついてきたり、全身で甘えにくる姿に溺愛してしまう飼い主はとても多いです。
表情にも変化があり、他人には耳をピーン!と立てて目も真ん丸になりますが、飼い主の前では耳が横に垂れ、目がとろーんとなります。
リーダー気質

ネットによくある書き込みに、
「頭を撫でたいのに触ろうとすると噛まれる」
「しつけているけどなかなかいうことを聞かない」
という声をよく見かけます。
実はロングコートチワワのオスは特にリーダー意識・縄張り意識が強い子が多いです。
そのためここで一度舐められてしまい、そのまま成長すると、
言うことを聞かない・触ろうとすると噛む=性格が悪い
と誤解されてしまいます。
そうならないようにするためにも、早い段階で主従関係をはっきりさせておくことが大切です。
いけないことをしたときは叱り、できたら褒めることで主従関係と信頼関係のどちらも築くことができます。
たくさんの情報を吸収する社会化期は生後3週~13週くらいとされています。
仔犬のとてもかわいい時期に甘やかしたい気持ちはよーーーくわかりますが、しつけは最初が肝心です!先々ずっと一緒に暮らしていくので「人見知りをしないお利口なワンちゃん」に育てましょう。
まとめ

ロングコートチワワは性格が悪いと誤解されることもありますが、頭がよく飼い主にはとても忠誠心が強いので初めてペットを飼う人にはかなり難易度は低く飼いやすいと思います。
しっかりしつけをして家族の一員として迎えてあげましょう。
それでもペットをお迎えすることに不安を感じる方も多いと思います。
下記の記事ではロングコートチワワをお迎えする不安とその解決策をまとめています。
ぜひ併せてご覧ください。
ロングコートチワワをお迎えするには準備が必要です。
下記の記事ではロングコートチワワをお迎えする際に必要なものをまとめました。
またお部屋の準備についてもまとめています。
こちらも併せて是非ご覧ください。
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